クリームソーダ浴びたい

インターネットに恩返し

はじめてのニコニコ超会議が楽しかった理由を考えた

ニコニコって5年ぶりです

私は、ニコニコ動画を一番みていたのが20〜22歳ぐらいのときなのでもう5年以上前です。いまログインのアイパスも忘れちゃって全然みてないのでいまのニコ動のコンテキストはほぼわかりません。でも凄い楽しめたのでその理由を考えてみます。
 

コンテンツの洪水が楽しい!

入場してまず大相撲をみにいったのですが、そのエリアにいくまでに右から左から前から後ろからすっごい量のコンテンツが視界に入ってくる。一つ一つのブースが盛り上がっていて、司会の人がマイクを使ってみんなと掛け合い。
すれ違う人たちも、女装する人、猫耳カチューシャするおじさん、めちゃくちゃ生き生きした女子中学生たち!最初はまずこれに慣れるまでに15分くらいかかりました。
大きい会場のイベントなんてそんなもんじゃないの?と思うかもしれませんが少なくとも私が以前同じ会場でみたオートサロン(車のイベント)とは違っていました。
とにかく見せる人と見る人ではなくて、全員が参加者で全員が盛り上げ役という感じでした。

お相撲の横でボカロ

お相撲といえば始まる前の塩まいたりとかのあの緊張感があるけど、超会議のお相撲では塩まいてシーンとしてる横でドコドコ音楽がなって誰かが熱唱している。なんだろうこの空間。全然意味わからない!最初はそれに馴染めない。
なんなんだ?!ここはなんなんだ?!という気持ちでいっぱいでした。楽しいけど。

生放送閲覧ユーザーが会場の空気をつくってる

プロレスのブースではイケメン選手が床ドンするコーナーに立ち会ったのですが、ただ人がでてきて床ドンされるのが永遠と繰り返されるのですがなかなか離れられないw何人も見ちゃうwプロレスラーさんはもちろんノリノリだし、お客さんもノリノリだし、極めつけがやっぱ生放送をみてる人たちのコメント。見ている人が「wwww」とすると会場のみんなも笑うし、コメントをみて楽しむ。
会場の空気を放送をみている人に伝えるというより、放送をみている人たちのコメントや空気感が会場に伝播しているように感じました。
 

会場にいない生放送閲覧ユーザーがメイン

それからもう一つ印象的だったのが神様にお願いするブース!
放送をみているひとたちを神様とし、会場にいる人たちが順番に願いをマイクで叫びます。
スタート時点から巫女さん(進行役)がいるゴールまでベルトコンベアで移動しながら叫ぶのです。これが最高におもしろい。
人が右から左に移動するのがこんなにおもしろいとは!
自分の意思で動いてない人たちの願いを観客や神様たちが聞く。すごいです。また、観客には背を向けて進むというのもおもしろかった要素の一つかな。途中途中にあるモニターには顔が映るので観客もそのモニターをみます。叫ぶ人も恥ずかしさが減るのかしら!テレビのコンテンツっぽかったです。
普通リアル会場でイベントしてるなら会場でみている人たちにむけて叫ぶはずなのに会場の観客ですらモニター越しにか彼らの顔をみられないのが不思議!

自分が即コンテンツとなって世界にでていく体験

いろいろ写真は撮ったりしましたが人が少なそうで参加型のもやってみたくてSUZUKIのブースに行きました。SUZUKIのハスラーがニコニコラッピングされ配置されている、人力メリーゴーランド!
ハスラーに乗る人も、押して回す人もハッピをきて太鼓に合わせてお祭り風に回します。
お相撲さんも参加しててやってみると楽しかった。これも生放送されていて、誰かが見ていたのかはともかく、ぐるぐるまわると定期的にカメラのまえを通るので手を振ったり笑いかけたりもします。リアルのイベントで知人の撮るカメラ以外に笑顔で手を振るなんて初めての感覚!
リアルイベントだけど、どこもかしこもニコニコを通じて発信されていてしかもその方法はそれぞれの自由。まさにそれがニコニコ動画だよ、となるのでほんとにニコニコ動画のベースを体験できるいいイベントだなと思いました。
内容にまったく統一感がないのもとてもよかったです!
これがコミュニティかぁ!と実感しました。あくまでニコニコは場を提供するだけ。ユーザーさんがその場のなかで好きにやるのだな〜と。
 

ニコニコに入ってきた感覚以外ない

会場に入ってから大満足して海浜幕張を出るまで、私は何をしに来たんだろう?が全然わからなかったけどこうしていま書いているとやっぱり「ニコニコ動画にちょっと入ってきた」ように思います。