アルを退職しました
アルを退職しました。 プロデューサーやコミュニティマネージャーとして2年半、「アル」や「00:00 Studio」を作って運営しました。 6人目の社員として入社して、様々なことに挑戦できたと思います。
振り返り
アルで学べたこと、よかったことを振り返りながらまとめます。
1. 「まずやってみる」ことのハードルがかなり下がった
考え尽くして行動が遅くなるより、やってみて得た知見から早いサイクルで改善するほうが良いことが多かった(特に失うものがない場合)
まずやってみること、やってみようとする人を腐さない空気、ポジティブに乗っかってみる組織の空気は重要(アルの中で大事なカルチャーになっている気がする)
2. 過程や失敗をオープンにすることに抵抗がなくなった
- 入社から半年くらいは、有料コミュニティ「アル開発室」でアルの開発チームについて毎週記事を書いてたが、特に失敗したことを書くといいとけんすうさんに言われていた(書ける失敗がないってことは挑戦していないということですよ、とも言われた)
- けんすうさんの開示のためらいのなさに最初はビクビクしていたが、それが当たり前になると平気。後にプロセスエコノミーという名がつくそれを最初に体感できたできごと。
- 00:00 Studioを作る中でも生きた気がする。
3. クリエイターの素晴らしさ、過酷さ、尊敬の気持ち
- 2秒で消費するコンテンツの制作に10時間以上などかけているということを、Twitter上で文字で見るのと、配信などで実際に過程を見守るのでは全然感じが方が違った(ex.マンガの見開きページなど)
- 制作時間が過多にも関わらずマーケティングも自身でやらないといけない過酷さを実感。
- クリエイターや作品についての感想は【とにかく見えるところ(SNSや編集部宛はがきなど)で】発信していく。必ず作る人の力になる。一番手軽で、しっかりとできる応援。
4.新しいものに飛びつくフットワークの軽さ、好奇心、バイタリティがどの業界でも大事
- 3と通じるが、本当にたくさんのクリエイターに様々なサービスや施策に協力していただいた感謝がすごい
- 超有名代表作がある作家さんでも、今後生き残るための模索や行動をたくさんしている
- Clubhouseをはじめとして、新しいサービスや価値観に対して「まずやってみようかな」ですぐ行動できる人は本当に強い
- 歳を重ねるごとに慣れたものばかりやりたくなるので、忘れないようにしないといけない
- 新しいwebサービスや新しい価値基準、新しいコミュニティに飛び込むハードルを下げて、素早く試しているクリエイターはいつでもどこでも輝いている
この2年半で自分の中で変わった&分かったこと
- よりコトにフォーカスして発言や推進をできるようになった
- 労働ストレスが極限まで少なくなった結果とても元気で明るくなった
- マネジメントの種類の中だと結構「人材マネジメント」が好きなタイプだと認識した
これから
- 次の仕事は未定です。今はフリーランスとしてソウゾウや10Xで少しお手伝いをしています。
- 今後は、引き続きコミュニティマネージャーとしての挑戦ができる仕事を探します。
- もし、コミュニティマネージャーを探しているよ!という会社の方がいましたら、私が得意なことや経歴などはYOUTRUSTにまとめているのでご覧いただけるとうれしいです!
思い出
- 最も印象深い仕事の1つは「進撃の巨人エピソード総選挙」のお仕事をやらせていただいたことです。シンプルにめちゃくちゃ好きなマンガに携われた嬉しさがすごかったです。
- 他にも多くのマンガ作品のお仕事をやれたおかげで、素晴らしい編集者さん、作家さんとお仕事できる機会が多かったことはとても刺激的でした。
- 初期からずっとアルのマンガライターさんたちのパワーにずっと助けられ、元気をもらい、刺激でした。
最後に
アルは、「みんな優しく穏やかでコトに向かう会社」という感じでとにかく自分にとっては働きやすく、のびのびとやらせてもらえた場所でした。特に、けんすうさんとまた一緒に働けて(前々職でも上司だった)、様々なアドバイスや機会をもらえたことが本当に嬉しく、恩を感じます。
(けんすうさんと寒くて暗いところで1on1したときの記録)
いろいろな職種で募集中ですので気になる方はご覧ください! アル株式会社 - 採用情報
お世話になった皆さんありがとうございました!