Instagramで飼い犬の形見を。
飼っている柴犬の人形を羊毛フェルトで作ってもらいました
羊毛フェルトと言っても、ちいちゃなマスコットじゃなくて、高さ20cmのリアルなやつです。 大きさのわかる画像↓ 羊毛フェルト一時期やってたけど、3cmくらいのアンサーくんをつくるのに、平気で1時間とかかかります。
インスタで作家さんを発見
実家にいる柴犬に会えない寂しさを埋めるために、Instagramで多数の柴犬をフォローしているのですが、ある日あずきちゃんとやまとくんが瓜二つの人形をアップしているのをみかけました。
あんまりにも似すぎていて、すぐさま作家さんのアカウントにいって過去の作品を見まくりました。
うちの犬もこんな風に作ってもらえたら、離れて暮らしていても、これから先いつか亡くなってしまってもそばにいるように感じられるなぁと思いました。
作ってくださった @ko_ko3954さんのアカウントです。 www.instagram.com
同じ柴犬でもみんな体つきも顔も全然違うし、特徴を捉えて作ってくださるので、本当にクオリティがすごいのです。
この中に斗々くんの写真が2枚だけ混じっています…と言わないとわからないくらい。 www.instagram.com
さくらの人形をお願いしたきっかけ
私の実家にはいま二匹の柴犬、母娘がいます。
母のさくらは今14歳で、人間でいうと72歳です。ここ1年で急に老いが加速して、耳が遠くなり、動きが鈍くなり、よく眠るようになり、餌を残すようになりました。
娘と喧嘩をすると即負けて噛みつかれてしまい、そのあと震えてめちゃくちゃに泣くのです。でもまだ、元気で、カリカリの餌は残すけどササミだったら食べるし、午前中は調子がよくて走り回るし、和室に入ったあと出口がどこだったかを忘れてしまったら、縁側の網戸を突き破って下に落ちながら外に出たりできるんです。
昔から私は、二匹どちらが特に好きかと言われたら即さくらと答えるくらいさくら贔屓なので、形見にもしたくて連絡してみました。離れて暮らしているから、1年に5回も会わないから、とにかくもうさくらを噛み締めておきたい気持ちです。
食い意地がすごかったのに、今やカリカリもパンも残すさくら↓
さくらの人形作成で感動したこと
クオリティの高さ
これは冒頭から言っていますが、本当に犬毎の特徴を捉えて表情をつくってくれますし、実際に制作途中にも経過の写真を送ってくださるのですが、そこで一番感動したのが「後ろ姿」です。
たぶん普通飼い主くらいにしかわからないはずで、後ろ姿を見たときに1番「あぁこれはさくらだ…」と感動しました。お母さんにその写真を見せたときも「後ろ姿がそっくりだね」と喜んでいました。
気になるところがあれば言ってください!といつも言ってくださって、いくつか修正もお願いもさせていただきました。
1回目の途中経過の写真を見たときに友人と一緒にいて、友人は「めちゃくちゃ似てるね」と言っていたのですが個人的にはその時はどちらかというと娘のふくちゃんに似ているように感じで「マズルがもう少し短いかもしれません」とかいくつかリクエストさせてもらいました。
翌日、修正していただいたものを写真で送ってもらったときも同じ友人がいて、そっくりに変わっていたので「見て!めっちゃそっくりになったね!」というと「いや昨日のも似てたわ!ww」と笑われました。このあたりは完全に飼い主じゃないとわからない領域なんだなと思いました。(それを再現してくださるのはますますすごい)
毛を埋め込んでもらえる
希望者は作家さんに犬の毛を送ると、人形の中に埋め込んでもらえます。私は姉に頼んで採取してきてもらい、一度私の家に送ったあとまた作家さんに送って、埋めてもらいました。今後形見にする予定なので、入れてもらいました。
毛の埋め込み方
ここが1番予想外で、1番感動したことなんですが、毛を埋めるときに写真を送ってくれたのですね。それがこれです。
は、は、はーとぁぁぁ!♡!ハートの中に!そして心臓に! 見えないところなのにこんなふうに丁寧に作って下さって本当に感動です。本当にありがとうございました( ;∀;) 表面にもつけてくれたそうです。
ちなみにお値段は
ポーズなどによっても変わるそうですが、今回のさくらは16,000円+送料660円でした。これだけ素敵なさくらを作ってもらえて、このお値段はかなり安いと思います。Amazonで1,000円ちょいのフィギュア用透明ケースを注文し入れて保管する予定です!
最高のUXがあるとすごく人に言いたくなる
この人形をお願いし、できあがるまでの間に職場の5人以上の人と友人数人に自慢してしまい、感動したエピソードを伝えて、すごいねすごいねと盛り上がりました。実際に自分も頼みたいから問い合わせる!と言った人も3人いました。(みんな高齢の犬を飼っている人) 本質的な部分(人形のクオリティ)が圧倒的な前提で、想像以上の嬉しい体験(毛を埋め込んでくれたり、コミュニケーションが気持ちがいい)があると、自然に人に勧めたくなるし、自分もまた機会があればお願いしたいと思うなぁと思いました。 それはアプリづくりでも同じだよなぁと…いいサービスつくって今回の自分みたいに誰かに喜んで貰いたいなぁと思ったのでした。
到着直後に興奮しているツイート
めっちゃさくらきた!さくらが家に来た!さくらだ🐕さくらだ🐕🌟
— くまみ (@kumakumasoda) 2016年9月16日
さくらがうちに来た🐕🐕🐕🐕🐕🐕🐕 pic.twitter.com/tZ9MaBGpBb