クリームソーダ浴びたい

インターネットに恩返し

【資料あり】はじめて勉強会で発表した時の振り返りと結果

こんなイベントに登壇させていただきました

Web Creator Conference(LIG × サイボウズ / ぱくたそ / ファンタラクティブ / nanapi ) | Peatix
Web Creator Conference(LIG × サイボウズ / ぱくたそ / ファンタラクティブ / nanapi ) | Peatix

資料作成の振り返りをします。

誰のために何を話す?

登壇は初めてでしたが、前職でお客さんに資料作成、提案ということはよくしていたのでその経験が少し役に経ちました。まずはイベントの概要、想定される来場者を確認し、まわりの登壇者を含めて自分にはどんな内容の発表が求められているか考えました。Webサイトの運営や編集の方が多いと聞き、具体的なアプリの事例を話しても来場者さんはすぐに現場で使えないのではないかと思い、「施策の決め方」という「うん、そうだよね」という無難な内容で骨子を作っていました。
自分でもそこまでしっくりきておらず、勉強会にたくさん出られている役員に相談をしました。そこで返ってきた答えは以下の通り。

  • 一般的なことを言っても、Web上にある記事やBlogと変りなく、「ふーん」という感じ
  • 「nanapi」の「アンサー」の話を聞きにきている人が多いのではないか
  • 必ずしも来場者の明日のTipsにならなくてもよい。サービスを宣伝してくるくらいの気概でもよい。

ずっと「来てくれた人にタメになることを話さなければ」とあたまにへばりついていたので、かなり目からウロコでした。アドバイスもいただき、ちょうどアンサーがリリース一年だったので、サービスの歴史とあわせてフェーズ毎の課題を話すことにしました。もちろん、少しでも参考になればと思い、話の大きな軸は「施策をうつときにいつも意識すること」とし、伝えたいメッセージを2つにしぼりました。

具体例をピックアップする

今回は「1年で1億コメント突破した秘訣」という仮タイトルをつけていたので、施策の振り返りから行いました。手順は以下です。
1. この1年で行った施策を古い順にダ~ッと羅列する
2. その中から「投稿促進」の目的で行ったものにまるをつける
3. まるをつけたものの中から、手法や対策が大きくことなるものをピックアップする

です。こうしてピックアップした色々な「投稿促進施策」を季節ごとにならべて、具体例として落とし込みました。

大事なのはテンポ

話の「ねらい」が決まると進めやすく、次に具体的に骨子に肉付けをしていきました。
今回は約30分間くらいお話させていただけるということで、じっくり話せますがメリハリのある内容が重要だなと思いました。そのとき意識するのは以下3つの資料のテンポです。

  • 課題、そのためにとった解決策、結果がそれぞれ1枚で整理されていること。
  • INDEXを要所にはさみ、いま全体のどこについて話しているのか、いつも理解してもらえること。
  • 体裁をぴっちり整えて、少しでも情報が入りやすい状態をつくること。

キチキチにしない

資料のベースができたら、装飾に入ります。スクリーンショットやアイコンなどを多くいれ、見ても楽しいものを意識しました。
社内で発表練習などをし、皆のフィードバックを反映させていきます。その時言われてハッとしたのが、「1枚の中がボリューミーだからここはもっと2枚に分けていいんじゃないですか~」という旨のコメントでした。(複数人からご指摘いただく)
おそらく、これまで提案資料ばかりだったので印刷前提でコンパクトに詰め込もうとしたり、ムリにまとめていたのかと思います。見せて話す場と、紙で説明する違いを実感し、あまり1枚につめこみすぎないように贅沢に?1枚を使いました。また、ページNo.忘れも指摘していただき助かりました…やっぱ多くの人に見ていただくのは改めて整理にもなってよかったです。赤や青の使い方まで、アドバイスをいただき、すごく参考になりました。前日夜は、社内で共有されている数多くの「登壇前の心構えや準備」についての記事を読み返しました。

当日は練習よりもっとよくする

当日は、予定していませんでしたが実際にスポット画面をみせて、わたしがBotとずっと会話しているところを見せられました。
発表もトップバッターでしたが、色々な人に「たのしかった」「ためになった」と言って頂けました。後日アップした資料もたくさんの人に見て頂き、別の機会に他社さんに「あの資料よかったですよ!」といって頂けたことが嬉しかったです。
資料はコチラ!

アンサーが1年で1億コメント突破した秘訣 // Speaker Deck