クリームソーダ浴びたい

インターネットに恩返し

生身の穂村弘に間に合った

イベントに行きました

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今日は「寺山修司のラブレター」という本の出版記念で行われていたトークショーに行きました。


榎本了壱さんと穂村弘さんの対談です。
寺山修司の本は2冊しか読んだことがないし、映画などはみたことがありません。
一緒に行った友人は大学時代からの熱いファンでしたが、私は穂村弘さんのファンで一目見たくて参加しました。


これがリアルほむほむ!

穂村弘さん(以下ほむほむ)は、開始早々に「ぼくは生身の寺山には間に合わなかった」と存命のうちに寺山修司に会えなかったことをひどく悔しがっていて、榎本さんに当時の話などをたくさん質問していました。
逆に、私は今日はじめて生身のほむほむに会えたので、とても感動しました。

大学時代に短歌を習ってからほむほむが大好きになり、たくさんの歌やエッセイを何度も読み返しました。
当時の友達の中で唯一今でも定期的に会うのは短歌の子たちで(私は迷った末広告のゼミにいってしまいましたが)、今でも短歌は好きです。

ほむほむの姿や声やしぐさを初めて見ました。この人が菓子パンをずっとベッドで食べていたのか、このほむほむが、車の駐車ができないのか、などなど勝手に巡らせ、予想通りの穏やかな喋り方と優しい受け答えにニヤニヤしました。
印象的だったのは、3つ。
関連資料を膝に乗せてそれが落ちないようにきゅっと膝をくっつけて内股になっていたこと、すごくおしゃれで、コンバースの黒いスニーカーを履いていたこと、なんかよくフルフル震えていたことです。

ほむほむのお話はかわいい

ほむほむは、才能に満ち溢れる人の凡人さを探すのが癖だ、と話していました。
例えば寺山修司が九条さんの元彼について「本当に忘れているのだろうか」と書いたものをあげて「めちゃくちゃ凡人ですよね」と嬉しそうにしていました。

あとは率直すぎるツッコミにもきゅんとしました。榎本さんが九条さんのお墓をデザインしたというエピソードの中で榎本さんが「触れるお墓を作りたかったんですよね」と話すと間髪入れずに「お墓は普通触れますよ?」とつっこんでいました。榎本さんは「触りたくなるようなお墓」と言い直していましたが、ここにすごくほむほむたる所以を感じ、来た甲斐あったなぁと思いました。

まさかの私と対談(大げさ)

対談後、お話できるチャンスがあったので思い切って話しかけて、学生時代からファンであると伝えました。また、母校の短歌の先生、島田修三先生をご存知だったのでそこから母校の話になりました。高校時代まで愛知で過ごしたというほむほむとまさか母校の話ができるなんて感動しました。
図々しくもお写真も撮ってもらい、友人と舞い上がって会場を後にしました。宝物だ〜♡

会えるってすごいな東京は

東京に来て6年目ですが、こういった憧れの人たちのイベントに参加するたびに、本当に会おうとおもったらお見かけレベルではなんとかなることがあるというのを実感します。今回はラッキーおまけつき。

どうしても会いたいあと一人

学生時代にかなりの影響を受けて、死ぬまでに絶対会いたい人は今はあと一人。
安野モヨコさんです。私の思春期や現在の恋愛思考すべて安野モヨコさんからできたと言っても過言ではない!
この話はまたいつか書きたいと思います。

しばらくはロック画面に設定したほむほむとの写真をみてまた頑張ろうと思います!